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60代社員に現役並み処遇 人手不足で役職重く 住友化学、給与倍増 村田製は65歳まで維持

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7月17日付け日経朝刊に
60代社員に現役並み処遇 人手不足で役職重く
住友化学、給与倍増 村田製は65歳まで維持
という記事が掲載されていました。
人手不足が深刻になる中、シニア人材の処遇を現役並みに改善する動きが出てきた、役職定年制度の撤廃を検討する動きもある、とのことです。当然です!
背景にあるのが労働市場の変化で、90年前後に大量採用したバブル期世代がまもなく60歳定年を迎え人手不足の懸念が強まっているためとしています。ここにシニアへのラブコールが高まり、総務省の労働力調査によると、65~69歳の就業率が高まっているとのことです。
21年施行の改正高年齢者雇用安定法で70歳までの就業機会確保が企業の努力義務となり、定年延長や再雇用の動きが広がっていますが、まだまだ給与水準は低く、継続して働け!と言われてもねえええ、という状況です。
私たちシニア女性にとってこの流れは多いに歓迎すべきですが、これはまさに今起こっている変化で、これら新しい動きの恩恵を受けられる人と受けられない人がでてくるでしょう。なので、決して会社に過度に期待することなく、将来を見据え、自身のキャリアや生活について考えておくことが大切です。もちろん、会社の動きをウオッチし、場合によっては人事や上司に給与維持の上での雇用延長を積極的に働きかけてもいいかもしれませんね!

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