仕事・働き方

日経朝刊「社長100人アンケート」

能力の棚卸

本日の日経朝刊に「社長100人アンケート」で、

  • 現時点での女性管理職比率 平均8.8%
  • 女性管理職比率の5年後の目標 平均値14.4%
  • 女性社長が誕生する時期 「10年以内」は19.6%

という回答が紹介されています。

この「低い」数値に対して、「早期登用など思い切った施策を取らなければ人材の多様性は実現できない」と警鐘を鳴らしています。

前から??と思っていることに、女性活躍=女性の管理職、女性の社長を増やすこと、かあああ? ということです。

もちろん国際比較にそれら数字が提示されているので、そこに注目するのも理解できます。
ですが、女性の管理職を増やすよりも前に、現場の働く女性が働きやすい環境をつくることが先ではないのか、と思っています。
(子育てもそう、不妊治療助成より、待機児童解消が先ですよね!)

管理職を増やすというプレッシャーのために、現場ではかなり歪んだ状況も散見されます。それをターゲットにするのではなく、全女性社員にアンケートをとり満足度を高める、という目標設定にするのはいかがでしょうか。

企業も変化し、「階層なし」「中間管理職なし」「肩書なし」、中間管理職やスタッフ機能が担っていた統制を、相互信頼による統制に置き換える「ティール組織」に移行していくかもしれません。

そうなると、管理職●●%、って意味なくないですか?
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