日本経済新聞朝刊の毎週月曜日には「女性」面があります。今週、とても参考になる記事が掲載されていましたので、抜粋します。
「ジェンダーギャップ120位の波紋」として外国人女性リーダーからのコメントです。
●在日米商工会議所会頭 ジェニファー・ロジャーズ氏
「日本では個人のスキルセット(専門知識・異質な経験)を評価する明確な仕組みが整っていない。能力をはかる前に性別や国籍、年齢で区別してしまう。これこそが意識的偏見(コンシャス・バイアス)そのもので、無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)以前の問題だ」
「例えば私は法律のプロであり、その上で女性、外国人だ。成果と連携した評価・昇進の仕組みがなければ、数値を達成しても”女性だから”といわれる。優秀な女性が正しく昇進し、ロールモデルとなることで若い人も『私もなりたい』と思うだろう」
●日興アセットマネジメント常務執行役員 ステファニー・ドゥルーズ氏
「役員や管理職をいかに増やすかという政策目標だけでなく、管理職になる前の一般社員に対する支援をもっと拡充することが必要だ。妊娠したが十分な支援が受けられない。紅一点の役員会で会話から外される。女性が経験するこうした問題に、政府だけでなく企業や社会も見て見ぬふりをせず、具体的に解決しなければならない」
だよね!だよね!という感じです。
あきらめず、こういったことをガシガシ主張していきましょう!
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