仕事・働き方

定年後、フリーランスで働く 保障は手薄、貯蓄まず確保

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6 月24日付日経朝刊に
「定年後、フリーランスで働く 保障は手薄、貯蓄まず確保」
という記事が掲載されていました。
60歳などの定年退職後にフリーランスとして働こうとする人は増えている、とのことです。
新型コロナ禍でテレワークなど働き方が多様化し、フリーランスが働きやすい環境になったことが背景にある、とのこと。
定年後にフリーランスとして働くメリットは自分の能力や生活スタイル、体調などに応じて働き方を自由に決められることですが、半面、注意点も多い、とのこと。
まず、収入が正規雇用で働く場合に比べ少なくなりやすい。
そして、社会保障が正規雇用で厚生年金に加入して働く場合に比べて手薄になる。
健康保険でも、フリーランスが入る国民健康保険の保険料は全額自己負担で、配偶者にも発生する。原則として傷病手当金の仕組みもない。
失業した際などに手当を支給する雇用保険や仕事による病気・ケガを補償する労災保険もフリーランスは原則対象外。
社会保障が手薄になる半面、保険料の負担は増える。
60歳定年を機にフリーランスとして働くなら社会保障の手薄さと保険料負担を踏まえ、老後の生活資金と急病や介護など万一に備える余裕資金に充てる貯蓄をまず確保することが大切とのことです。
フリーランスを検討するなら、よく考えて準備しましょう。

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