日経新聞「私の履歴書」3月は東急会長の野本弘文氏。本日(3月23日)掲載回に定年にまつわる「わが意を得たり!」なエピソードがありました~。
40代当時、厳しい経営状態にあった東急ホテルの強みは料理のおいしさにあることに気づいた野本氏。そんなとき、定年退職直前の優秀なシェフがいるから「嘱託として再雇用したい」という東急ホテルの社長からの話に、なんと「役員になって頑張ってもらったら」と提案。結果的に、職場の雰囲気が大きく変わり、現場のモチベーションが大きく上がったとのこと。
この柔軟さ、この発想、多くの経営者に見習ってほしい!
ちなみに野本氏、大学受験では2度の失敗、トップの成績で入社したはずの東急電鉄でも入社以来本流以外の職場でへこたれずに頑張ってきた人。
多くの経営者の「私の履歴書」が、「はいはい、あなたは生まれながらに優秀ですごいわね。でも自慢話はほどほどに。妻はあなたをいつも支えてくれて最終回にひとこと感謝パターンでしょ」と数回で読むのをやめちゃうんですが(笑)、今回は読み続けています~
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